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そうめんの正しい保存方法

よく贈答されるそうめん

お中元やお歳暮でいただいたそうめん、気づいた時には「賞味期限が切れていた」なんていうことはよくある話だと思います。そうめんは乾燥させて作るため、昔から保存食として重宝していましたが、そんなそうめんにも期限は存在します。

一般的なそうめんよりちょっと太い半田そうめんも、正しい保存方法でいつでもおいしく召し上がっていただけるよう、保存方法をご説明します。



どうやって保存したらいいの?

茹でる前の保存方法

そうめんは木箱や袋、紙の箱などに入っていますが、開封前であれば容器に関わらず、冷暗所などに保管します。そうめんは湿気を嫌うため、直射日光の当たらない風通しの良い場所に保管することがポイントです。

床下収納や押し入れは、湿気がこもりやすく湿度も上がりやすいので、期限内であってもカビが生えたり虫がついたりする原因になってしまいます。また、そうめんはニオイを吸収しやすい食品のため、石鹸・化粧品・灯油などと一緒に保管しないようにしましょう。

おいしく保存するコツとして、天気の良い日に箱から出して数時間程度陰干しすると、カビや虫がつきにくくなります。3年以内では食べ切るようにしましょう。



茹ですぎそうめん 茹でて残ったら?

茹でた後の保存方法

食べる分だけを茹でたつもりが、思っていたよりも量が増え、余ってしまった経験は誰にでもあることと思います。

茹でた後の保存方法のポイントは、タッパーやチャックがついた袋などに入れてしっかり密封することです。そうすることによって冷蔵庫で2〜3日は保存することができます。

それでも量が多く冷凍庫で保存する場合は、しっかりと水気を切ってチャックつきの袋などに平らに入れ、空気は抜かずに1度冷凍します。ある程度そうめんが凍ったところで取り出して、今度は空気を入れて再度冷凍庫に保存します。

最初から空気を抜いて冷凍しないのは、解凍後のそうめんがベタッとなってしまうからです。その状態で2〜3週間は保存することができます。



古くなったそうめんは大丈夫

賞味期限の切れたそうめん

賞味期限とは、未開封の状態で正しく保存した場合、おいしく食べられる期限のことをいいます。賞味期限が切れていても食べられなくなるとは限らないのですが、大幅に期限が過ぎていたりニオイが移っていたり、カビ・虫がついている場合は食べないほうがいいでしょう。

開封前も開封後も正しく保存することによって3年近くは持ちますが、製造会社によって定められている賞味期限が違うこともあります。まずは、お手持ちにあるそうめんの賞味期限を確認してから食べるようにしましょう。

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