私たちが日頃何気なく食べているそうめん、ひやむぎ、うどんは贈答用としても喜ばれる品です。冷やしたり温めたりして食べられる3種類の麺には、どのような違いがあるかご存知でしょうか?
太さの違い
そうめん、ひやむぎ、うどん、それぞれ原材料は小麦・塩・水を混ぜて作られたもので、ほとんど変わりありません。実はそれぞれの決定的な違いは「麺の太さが違う」ということです。JAS規格で定められているそれぞれの麺の太さが以下の通りです。
- ・そうめん→直径1.3ミリ未満
- ・半田そうめん→直径1.3ミリ以上1.7ミリ未満
- ・うどん→直径1.7ミリ以上
半田そうめん・半田手延べうどんはコシが強いのが特徴で、冬でもにゅうめんの他に、釜玉うどん、パスタ麺の代わりにカルボナーラ風にするなど、季節を問わずそれぞれの特長を活かしたメニューで美味しく召し上がっていただけます。
製造方法の違い
本来、ひやむぎはうどんを細く切ったもので、「切り麦」と呼ばれていました。うどんの一種だった切り麦を温める場合は「熱麦(あつむぎ)」、冷やす場合は「冷麦(ひやむぎ」と呼ばれ人々に食されてきました。やがて、熱麦(現在のうどん)は温かさを保つために太くなるのに対し、ひやむぎはより冷たい状態で食べるために次第に細くなっていったという説もあります。
一般的な手延べそうめんの製造方法は、太い網状の生地に油を塗り、よりをかけて細く延ばしていき、乾燥、熟成させて完成です。つまり、切って作るのが「ひやむぎ・うどん」で、延ばして作るのが「そうめん」という製造方法の違いがあります。
森脇製麺の半田そうめんは一般的なそうめんよりも少し太く、艶がありコシが強いため、温めてもふやけにくいのが特徴です。
ここでふと疑問に思われる「麺に色がついている理由」ですが、製造方法が違うとはいえ、昔は職人さんでもそうめんとひやむぎを見間違うことがありました。そのため、ひやむぎにはピンクや緑などの着色された麺を混ぜて、そうめんとの区別をつけていたそうです。
お中元やお歳暮など何を贈ろうかお悩みの方は、森脇製麺の半田手延べうどんと半田そうめん、めんつゆがセットになったお得な商品を通販でお取寄せください。機械に頼らない昔ながらの手延べ製法で作る半田手延べうどんと半田そうめんは、コシが強く噛めば口の中で甘みが広がる風味豊かな仕上がりです。まとめ買いもでき、送料無料の商品もありますので、ぜひこの機会に森脇製麺をご利用ください。